Azure 上の SQL Server の CPU 状態アラートを作成する

推定所要時間:30 分

あなたはデータベース管理の日常業務を自動化するために、シニア データ エンジニアとして採用されました。 この自動化はピーク時のパフォーマンスで AdventureWorks のデータベースの稼働を確実に続けるうえで役に立つだけでなく、特定の条件に基づいてアラートを生成することもできるようにします。

注: これらの演習では、T-SQL コードをコピーして貼り付け、既存の SQL リソースを使うように求められることがあります。 コードを実行する前に、コードが正しくコピーされていることを確認してください。

CPU の平均使用率が 80% を超えたときにアラートを生成する

  1. Azure portal の上部にある検索バーで、「SQL」と入力し、[SQL データベース] を選択します。 一覧表示されている AdventureWorksLT データベース名を選択します。

    SQL データベースを選択しているスクリーンショット

  2. AdventureWorksLT データベースのメイン ブレードで、[監視] セクションまで移動します。 [警告(アラート)] (アラート) を選択します。

    SQL データベースの概要ページでアラートを選択しているスクリーンショット

  3. [アラート ルールの作成] を選択します。

    [アラート ルールの作成] を選択しているスクリーンショット

  4. [シグナルの選択] スライドで、 [CPU percentage] を選択します。

    CPU の割合を選択しているスクリーンショット

  5. [シグナルの構成] スライドで、 [しきい値] プロパティの [Static(静的)] を選択します。 [演算子][次の値より大きい][集計の種類][平均] であることを確認します。 次に、[しきい値]80 という値を入力します。 [完了] を選択します。

    「80」を入力して [完了] を選択しているスクリーンショット

  6. [[アクション] タブを選択します。

    [アクション グループの選択] リンクを選択しているスクリーンショット

  7. [アクション] タブで、 [アクション グループの作成] を選択します。

    [アクション グループの作成] を選択しているスクリーンショット

  8. [アクション グループ] 画面で、 [アクション グループ名] フィールドに「emailgroup」と入力し、 [次へ: 通知] を選択します。

    「emailgroup」と入力し、[次へ: 通知] を選択しているスクリーンショット

  9. [通知] タブで、次の詳細を入力します。

    • 通知の種類: 電子メール/SMS メッセージ/プッシュ/音声
      • メモ: このオプションを選択すると、電子メール/SMS メッセージ/プッシュ/音声ポップアップが表示されます。 電子メール プロパティを確認し、サインインに使用した Azure ユーザー名を入力します。
    • 名前: DemoLab

    [アクション グループの作成] ページに情報が追加されたスクリーンショット

  10. 確認と作成 を選択し、次に [作成] を選択します。

    [アラート ルールの作成] ページで [アラート ルールの作成] を選択しているスクリーンショット

    メモ: [作成] を選択する前に、 [アクション グループのテスト (プレビュー)] を選択してアラートをテストすることもできます。

  11. ルールが作成されると、入力した電子メール アドレスにこのようなメールが送信されます。

    確認メールのスクリーンショット

    アラートが設定されている場合、CPU の平均使用率が 80% を超えると、次のような電子メールが送信されます。

    警告メールのスクリーンショット

アラートを使用して、あるメトリック (データベース サイズや CPU 使用率など) が定義したしきい値に達したときに、電子メールを受け取る、または Web hook を呼び出すことができます。 Azure SQL Database のアラートを簡単に構成する方法を確認しました。