ラボ: 電子情報開示を探索する

このラボは、次の Learn コンテンツに対応しています。

  • ラーニング パス: Microsoft Priva と Microsoft Purview の機能について説明する
  • モジュール: Microsoft Purview のデータ コンプライアンス ソリューションについて説明する
  • ユニット: 電子情報開示について説明する

ラボのシナリオ

このラボでは、ロールのアクセス許可の設定、電子情報開示ケースの作成、電子情報開示ホールドの作成、検索クエリの作成など、電子情報開示の設定に必要な手順について説明します。 注: 電子情報開示のライセンスには、適切な組織サブスクリプションとユーザーごとのライセンスが必要です。 電子情報開示をサポートしているライセンスが不明な場合は、Microsoft Purview で電子情報開示の使用を開始する方法に関するページを参照してください。

予測される所要時間: 45 分

タスク 1

電子情報開示にアクセスするか、電子情報開示ケースのメンバーとして追加するには、ユーザーに適切なアクセス許可が割り当てられている必要があります。 このタスクでは、全体管理者として、特定のユーザーを電子情報開示マネージャー役割グループのメンバーとして追加します。

  1. Microsoft Purview ポータルのホーム ページを表示している必要があります。 既に閉じている場合は、ブラウザー タブを開き、「 https://purivew.microsoft.com 」と入力します。

  2. 左側のナビゲーション ウィンドウで、[設定] を選択し、[ロールとスコープ] を展開し、[ロール グループ] を選択します。

  3. ページの右上にある検索フィールドに「電子情報開示」と入力し、キーボードの Enter キーを押します。 [電子情報開示マネージャー] を選択します。

  4. 編集を選択します。 このラボのために、自分を電子情報開示マネージャーおよび管理者として MOD 管理者に設定します。 実際には、特定のロールに特定のユーザーを指定します。
    1. [Manage eDiscovery Manager] (電子情報開示マネージャーの管理) ページでは、電子情報開示マネージャーのロールにユーザーを追加できます。
    2. [ユーザーの選択] を選択します。 MOD 管理者を検索および選択し、ページの下部にある [選択] を押し、[次へ] を選択します。
    3. [Manage eDiscovery Administrator] (電子情報開示管理者の管理) ページで [ユーザーの選択] を選びます。 MOD 管理者を検索および選択し、ページの下部にある [選択] を押し、[次へ][保存] の順に選択します。
    4. [ロール グループが正常に更新されました] ページで [完了] を選びます。
  5. 左側のナビゲーション パネルから [ホーム] を選択して、Microsoft Purview ホーム ページに戻ります。

  6. 次のタスクで使用するため、このブラウザー タブは開いたままにしておきます。

タスク 2

このタスクでは、電子情報開示管理者 (MOD 管理者は電子情報開示管理者です) として、電子情報開示の使用を開始するケースを作成します。

  1. Microsoft Purview ポータルのホーム ページを表示している必要があります。

  2. 左側のナビゲーション パネルで、[ソリューション] の下にある [電子情報開示] を展開し、[ケース] を選択します。

  3. [ケース] ページで、[ケースの作成] を選択します。

  4. [新しいケース] ウィンドウで、ケース名に「SC900 テスト ケース」と入力し、[作成] を選択します。

  5. これで、ケースが一覧に表示されます。

  6. ケースの作成者として、および電子情報開示管理の権限があるため、その操作を開始できます。

  7. 後続のタスクで使用するため、このブラウザー タブを開いたままにしておきます。

タスク 3

ケースが作成されたら、ケースの操作を開始できます。 これには、ケースに関連するデータとコンテンツを検索する検索クエリの作成、保留ポリシーの適用、レビュー セットの作成、データのエクスポートが含まれます。 このタスクでは、これらのオプションの一部について説明します。

  1. ブラウザーで、[SC900 テスト ケース] タブを開きます。

  2. [SC900 テスト ケース] ページで、[検索の作成] を選択します。

  3. [名前] フィールドに「SC900 ケース検索」と入力し、[作成] を選択します。

  4. [ソースの追加] を選択します。 フィルター オプションと既定の設定に注目してください。 検索ボックスに「Pradeep」と入力したら、キーボードの Enter キーを押します。 検索結果から [Pradeep Gupta] を選択し、[保存して閉じる] を選択します。 条件ビルダーを使用すると、満たす特定のキーワードまたは条件に基づいて検索クエリを作成できます。キーワード ボックスに「販売」と入力します。 ここから、[クエリの実行] を選択できます。 この処理には数分かかることがあります。

  5. 統計の形式出返されたクエリ結果から、結果をエクスポートできます。 [エクスポート] を選択して、使用可能なオプションを確認し、[キャンセル] を選択します (エクスポート オプションは、承認されたラボ ホスト側によって提供されるラボ プラットフォーム内から選択することはできませんが、運用環境で使用でき、ワークフローの一部と見なされます)。

  6. レビュー セットに追加して、さらに処理することができます。 [レビュー セットに追加] を選択します。 新しいレビュー セットの名前を「SC900-review-set」と入力し、既定の設定のままにして、[レビュー セットに追加] を選択します。 完了には数分かかる場合があります。 これで、アイテムのタグ付け、レビュー セットのクエリ、分析の実行を含め、レビュー セットからレビューとアクションを実行できるようになりました。 各種のオプションを調べます。

  7. また、ケースに関連するコンテンツを保持する保留ポリシーを作成することもできます。 [保留ポリシー][新規ポリシー] の順に選択します。 ポリシー名「SC900-hold」を入力し、[作成] を選択します。 検索の場合と同様に、保留用のデータ ソースを追加する必要があり、保留ポリシーで使用するキーワードと条件を追加できます。その後、[保留の適用] を選択できます。 保留ポリシーに対して実行できるアクションには、再試行、ポリシーの無効化、保留ポリシーの削除などがあります。

  8. サインアウトし、開いているすべてのブラウザー ウィンドウを閉じます。

確認

このラボでは、電子情報開示のロールのアクセス許可の設定や、電子情報開示ケースの作成など、電子情報開示の使用を開始するために必要な手順を実行しました。 このケースでは、電子情報開示の検索、保留ポリシー、レビュー セットへの検索結果の追加、結果のエクスポートなど、電子情報開示ワークフローの一部として使用できるオプションを探索しました。