学習の目的
この演習では、構築するさまざまなコンポーネントを格納するための Power Platform ソリューションを作成します。 Power Platform では、ソリューションを使用してさまざまなコンポーネントをグループ化し、移植性を実現します。 この演習で作成するソリューションは、コースの残りの部分で使用されます。
シナリオ
Contoso Consulting は、IT および AI コンサルティング サービスに特化したプロフェッショナル サービス組織です。 彼らは一年を通じて顧客にさまざまなイベントを提供しています。 これらのイベントの中には、多くのパートナーが参加して新製品、市場動向、サービスに関する詳細情報を提供する展示会形式のイベントもあります。 その他、年間を通じて、個々の製品に関する詳細情報を提供する短いウェビナーも開催されています。
Contoso は、Power Platform を使用して、年間を通じて開催するさまざまなイベントを管理するために使用できるイベント管理ソリューションを構築したいと考えています。
この演習では、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) に使用されるソリューションを作成し、作成したさまざまなアプリ、サイト、フローすべてをグループ化して、簡単に管理および転送できるようにします。
この演習の推定所要時間は 15 から 20 分です。
この演習を完了すると、次のことができるようになります。
- イベント管理ソリューションを作成する
- 既存の Account および Contact テーブルをソリューションに追加します。
- ソリューション内から Events という新しいテーブルを作成します。
タスク 1:イベント管理ソリューションを作成する
- Power Apps 作成者ポータルを開きます。
- [ソリューション] に移動します。
- コマンド バーで、[+ 新しいソリューション] を選択します。
- 新しいソリューション画面で次のように構成します。
- 表示名: イベント管理
- 名前: EventManagement
- [発行元] で、[+ 新しい発行元] を選択します
- 新しい発行元を次のように構成します
- 表示名: EventMSLearn
- 名前: EventMSLearn
- プレフィックス: mslearn
- 選択値のプレフィックス: 既定値をそのまま使用します。
- [保存] ボタンを選択して、発行元を保存します。
- [発行元] フィールドで、先ほど作成した EventMSlearn 発行元を選択します。
-
[優先ソリューションとして設定] を選択します。
- [作成] を選択して、ソリューションを作成します。
タスク 2:既存のコンポーネントをソリューションに追加する。
コンポーネントを格納するためのソリューションを作成したので、既存のテーブルをいくつか追加します。 Account テーブルと Contact テーブルを追加して、さまざまなイベント管理アプリ、フロー、サイトで簡単に使用できるようにします。 まず、ソリューションに Account テーブルを追加します。
- 必要に応じて、前のタスクで作成したイベント管理ソリューションに移動します。
- コマンド バーで、[既存を追加] を選択します。
- 表示されるメニューから、[テーブル] を選択します。
- Account テーブルを選択し、[次へ] を選択します。
- [選択したテーブル] 画面で、[すべてのオブジェクトを含める] を選択します。
-
[追加] を選択します。
Account テーブルが作成されたので、Contact テーブルを追加します。
- コマンド バーで、[既存を追加] ボタンをもう一度選択します。
- 表示されるメニューから、[テーブル] を選択します。
- Contact テーブルを選択し、[次へ] を選択します。
- [選択したテーブル] 画面で、[すべてのオブジェクトを含める] を選択します
-
[追加] を選択します
お疲れさまでした。 これで、Power Platform を使用して新しいソリューションが正常に作成されました。 引き続きこのソリューションを使用して、追加のコンポーネントを追加していきます。